
大英帝国による圧政を退け、インドの独立を実現したガーンディは、暴力と強欲だけが国に変化をもたらす方法ではないことを、世界中に証明しました。
今、ガーンディが生きていて、現代のインドを見ていたとして、自らのもたらした自由による成果に喜びを感じるかどうか、わたしには分かりません。
理不尽な統治者から祖国に自由をもたらしたガーンディも、腐敗、カースト、貧困、不平等、道徳の欠如といった問題から、どのように自由を勝ち取るかを、人々に教え導くための十分な時間はありませんでした。
インド人ひとりひとりの心の中にいるガーンディが立ち上がり、社会に変革をもたらし、祖国に誇りを持てるようになること。
こうした形で、ガーンディが永遠に生き続けることを願っています。
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