
写真は今年のディワリ初日、11月1日の朝日です。
アコラに向かう長い道中では、いくつか小さな村や町を通過することになるのですが、そこにはお祭りムードというものとはかけ離れた、寂しげな光景がありました。
信じられないほど小さなタマネギを前に呆然と座る野菜売りたち(今年はタマネギの価格が高騰している)、電飾をしている家はほとんどなく、灼熱の日差しの下、埃っぽい市場を歩く人たちの顔からは、お祭りを迎えた喜びを感じ取ることはできませんでした。
ラクシュミー女神はお金ではなく、幸運を運んでくるのだと、夫が言うように、このディワリは自らに必要なだけ与えられた衣食住に感謝し、持たない人たちのことを思っています。
ASKSiddhi 2013 Photo Gallery