
インド。
不平等、貧困、汚職など、あふれる問題を抱えた後進国と呼ばれることもあり、総称して「望まれない国」と言われることもあります。
※実際、日本に一時帰国中にも、「同じぐらいの旅行資金と時間が手元にあったとして、インドなんか選ぶか?ほとんどの人がヨーロッパ行くでしょう」というようなお話を聞くことが、割とよくあり、至極もっともなことだと同意します。
当地にお住まいの外国人のみなさま、赴任を命じられ、来たくもない国へやって来て、日々、大変なご苦労をされていること、その辛さを、よく理解しています。
それが会社であれ、誰かに決められた人生を送ることが、どんなにか憂鬱なものであろうかと、同情します。
わたしも一応、この国では外国人ですが、自分で変えられない状況を嘆くよりも、そうした場面に直面するたびに、自分なんかよりずっと困難な状況に日々、直面している世界中の人々や生き物たちのことを感じ、考え、自分にできることを行動できる強さを身に着けたいです。
これも、インドが教えてくれた大切な教訓のひとつです。
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