マハーラシュトラ州では今年3月までに、150メガワットの電力供給が可能な太陽光発電所を、プネから北330キロのデューレ(Dhule)県ニザムプール(Nizampur)村に設置すると発表している。
デューレ県周辺は北回帰線に近いこともあり、年間を通じて乾燥した土地に強い日差しを特徴とする、太陽光発電に最適の気候となっている。
マハーラシュトラ州発電公社(MSPGCL)パティール(V S Patil)太陽光発電担当役員によれば、今回インド政府が主導し、ドイツの投資銀行から160億ルピーの支援を受け、350ヘクタールの土地に設置される太陽光発電設備は、国内で初めて国有の送電線に接続される。
他に気候がデューレと類似しているのは、ラジャスターンやグジャラート周辺とされている。