2011年に英国国家統計局(Office for National Statistics)が、初めて使用言語に対して実施した国勢調査によれば、英国およびウェールズ地域において、英語とポーランド語の次に多くの人口が使用している言語は、27万3000人の話者がいるとされるパンジャーブ語であることが分かった。
さらに、5番目に話者が多いのがベンガル語、6番目がグジャラート語で、英国およびウェールズにおけるインド各地言語の話者は合計すると43万4000人にも上ることが分かっている。
そのほか英国内で目立つインド系言語としては、話者数12位のタミル語で、10万人ほどが使用しているという統計が出ている。
同調査によると、3歳以上の英国人の92%は英語を話しているが、残り8%は英語と合わせて別の言語を話していることが分かっている。
言語別の人口に占める話者の割合は、上位から順にポーランド語(1%、およそ54万6000人)、パンジャーブ語、ウルドゥ語、ベンガル語、グジャラート語、アラビア語、フランス語、中国語、ポルトガル語となっている。