2期目の就任を果たした今年、オバマ大統領の率いる米政権は、ホワイトハウスの要職として過去最高数のインド系アメリカ人官僚を任命していたことが分かった。
米国には現在、300万人以上のインド系住民が在住しているとされ、政治上も無視できない存在となりつつある。
これを反映してか、史上初めて50人を超えるインド系アメリカ人官僚が、ホワイトハウスの重要な地位に任命されている。
オバマ政権におけるインド系アメリカ人官僚の数を表す公式なリストは存在しないが、米国上院は特に重要な職務に少なくとも5人のインド系アメリカ人の就任を承認している。
中でも最高職とされているのは、昨年に引き続き米合衆国国際開発庁(USAID)のラジーウ・シャハ(Rajiv Shah)長官となっている。
また最も重要な任命とみなされたのは、ニーシャ・ビスワル(Nisha Biswal)南アジア担当国務次官補とされている。
その他のインド系アメリカ人の要職としては、ホワイトハウス・フェローに関する大統領委員会のアジタ・ラージ(Azita Raj)委員、米通商代表部イスラーム・シディーキ(Islam Siddiqui)農業交渉責任者、米商務省「Select USA」担当ヴィナイ・トゥマーラパッリー(Vinai Thummalapally)事務局長、さらに米上院が承認すれば、ヴィヴェック・ムルティ(Vivek Murthy)氏が初のインド系アメリカ人公衆衛生局長官として就任することが予定されている。
イランとの核取引において重要な役割を果たしたプニート・タルワル(Puneet Talwar)氏は最近、政治軍事担当国務次官補という重要な立場から上院で証言している。
オバマ大統領自身も今年9月27日、米を公式訪問したマンモハン・シン首相に対し、インド系アメリカ人の多大なる貢献について、次のような賞賛の言葉をかけている。
「インド系アメリカ人は米国において日々、類い稀なる貢献をしている。ビジネスパーソン、科学者、研究者、そして今年はミス・アメリカもインド系アメリカ人だった。このことからも、両国がいかに緊密な連携をしているかが見て取れる」