アーンドラ・プラデーシュ州の過疎地に住む13歳の部族民の少女が、エベレスト登頂に挑戦、女性として史上最年少で世界最高峰の山頂を制していたことが分かった。
今回登頂に見事、成功したのは、同州二ザーマーバード県の貧しい農業労働者を父に持ち、公立学校9年生のプールナ(Poorna)さん。
またプールナさんと一緒に、同級生であり、かつて「不可触賤民」などと呼ばれ差別されてきた部族ダリット(Dalit)の男子生徒アナンドくんも登頂を果たし、ダリット初の成功者となった。
若い2人は、「貧困」というレッテルを背負った数百万人もの部族民たちを待ち受ける新しい時代に光を射す存在となった。
プールナさんとアナンドさんは、同じく部族民出身のティーンエイジャー10数名とともに、若年過ぎるという理由でたびたび却下されながらも諦めず、厳しい登山訓練を受けてきた。
その背景には、いわゆる「後進階級」が「世界最高峰」を征服できることを証明するよう励まし続けてきた、生徒たちが暮らした学生寮を管理していた警察官の励ましがあった。
1953年5月29日にニュージーランド人エドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)とそのシェルパ、テンジン・ノルゲイ(Tenzing Norgay)が、8850メートルの山頂を克服して以来、4,000人以上の人々が登頂してきた。
今年のエベレスト登山シーズンは5月25日までとなっている。