30年以上に渡り生産されてきた庶民の足、チェタック(Chetak)から、高級バイクのパルサー(Pulsar)まで、製品開発を積極的に行ってきたインド第2のバイク製造会社バジャージ(Bajaj)では、今回インドのバイク会社として初めて、高性能バイクの設計から生産までを海外から受託することになった。
バジャージがゼロから部品に至るまでの設計・開発を手がけるのは、同社が47%の株式を保有しているオーストラリアのバイク・メーカーKTM社の400CCスーパー・バイクで、今後2年以内に生産にこぎつけたいとしている。
これまでにもKTM社ブランドで「Duke」の125CCモデルおよび200CCモデルを生産し、昨年からはインド、そして今年に入ってからは日本および欧州に向けて出荷している実績がある。
日本向け出荷は日本企業であるヤマハが今年、インド製のR15を日本に出荷することをようやく決めたばかり。
バジャージの研究開発(R&D)センターはマハーラシュトラ州プネ近郊のアクルディ(Akurdi)に、世界向けに出荷する製造プラントは同チャカン(Chakan)に所在している。
このKTM社向け大型バイクの製造に先駆け、Duke 200CCモデルのエンジンその他部品を受け継ぐ375CCの「Pulsar」の設計と開発、および製造をインドで行っている。
いずれのモデルもプネ近郊の設備で生産されている。
KTMでは990CC以上の超大型バイクも販売している。