9月に元有名クリケット選手の父マンスール・アリ・カーン(Mansoor Ali Khan)氏を亡くしたボリウッド俳優サイフ・アリ・カーン(Saif Ali Khan)氏(41)が、亡き父の遺志と家族らの願いを汲み取り、ムガル朝時代から続く家柄を継ぐ者としてハルヤナ州の「パタウディ藩王」(Nawab of Pataudi)の称号を授与された。
10月31日付ナブバーラト紙が報じた。
「パタウディ藩王」の称号こそは独立後のインドでは形骸のみとなり、実質的な権力を持つものではなくなっているが、ブーピンデル・シン(Bhupinder Singh Hooda)同州首相、母で元ボリウッド女優シャルミラ・タゴール(Sharmila Tagore)氏や、現役女優ソハ(Soha)氏を含む2人の妹が見守る中、関連する近隣52村の村長が集い、伝統に則り藩王の証である白いターバンを巻く儀式を執り行った。
その様子は映画のワンシーンさながらだったと関係者は話している。
サイフ氏は当初、藩王に任命されることは不本意な様子だったが、周囲の願いに応じる形となった。
今後は新藩王として父の遺産や先祖からの邸宅を管理するとともに、父が興したチャリティ活動も引き継ぐことになる。
故マンスール氏の母は最後のボーパール藩王(Nawab of Bhopal)の娘だった。