オスカー賞受賞歴のある映画監督、アング・リー(Ang Lee)氏が、期待の次回作「Life of Pi」の1シーンをインドで撮影し、「インドの子供たちの笑顔は世界一」と評した。
カナダ人作家ヤン・マーテル(Yann Martel)の同名小説を元にする同作は、インド南部ポンディシェリー出身のインド人の少年が乗っていた船が座礁し、1匹のトラと共にボート上に取り残されて227日間太平洋上を漂流するという、3Dファンタジー仕立てのストーリーとなっている。
インド映画界にも数多くの友人がいるというリー氏は、2011年3月の撮影開始時にもポンディシェリー周辺で2週間の撮影を、今回は南インドを中心に寺院などの撮影をこなしていったが、その中で「インドの子供たちの笑顔は世界一すばらしい。臆することなく、毎日を楽しんでいるようだ」と話した。
構想段階から製作に4年もの歳月が費やされた「Life of Pi」は11月21日に英語、ヒンディ語、タミル語、テルグ語で公開される予定で、リー氏曰く「自らの史上最高の作品」に仕上がっているという。
ハイライトは、リチャード・パーカー(Richard Parker)と名付けられたトラと、若き日の主人公を演じるデリーのスーラジ・シャルマ(Suraj Sharma)との「共演」だ。
このシーンではアニメーションを効果的に導入しているという。