インドのIT集積地のひとつとして著しい成長を遂げていながら、公共交通機関が乏しいために交通渋滞が慢性化しているマハーラシュトラ州の中堅都市プネでは、同自治体(Pune Municipal Corporation:PMC)が国際協力機構(JICA)と東芝に、大量輸送システムの実現可能性調査を依頼している。
3月31日付ナブバーラト紙が報じた。
対象の区間は、長距離バスが発着し、鉄道駅もある交通ターミナル、シヴァジナガル(Shivajinagar)地区から、国内外の大手企業が巨大なITセンターを構える郊外のヒンジャワディ(Hinjewadi)地区までとなっており、JICAと東芝は来年3月までに最終報告書を提出する。
調査費用はJICAが負担するという。
ヒンジャワディは近年、IT集積地として急速に開発が続いており、昼間就業人口が20万人とも言われている中にあって、ほとんどの人の住宅のあるプネ各地区からの通勤者を既存の交通手段で輸送するのには限界を超えつつある。
そこで東芝は同自治体に、非従来型大量輸送システムの提案をしている。
提案中の新交通システムの総距離は14.5キロとなる見通しだ。
JICAと東芝は、通勤人口、車両往来台数、バス本数、社会経済学的条件などを最終報告書に盛り込むと約束している。