アーンドラ・プラデーシュ州の国立工科大学ワランガル校(NIT Warangal)でコンピュータ・サイエンスを専攻する学部4回生の21歳学生が、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)運営会社であるフェースブック(Facebook)社に年俸450万ルピーという破格の報酬で採用されたことが分かった。
8月30日付One Indiaが報じた。
この学生のフェースブック社への入社は来年4月を予定している。
ほかにも同大学からは少なくとも3名の学生が、年俸200万ルピー以上を約束する就職口を勝ち取っている。
情報筋によると、同大学卒業予定者に内定先の企業から提示される年俸の平均は、だいたい50万から120万ルピーくらいが相場であるという。
「近年は不況の影響からようやく脱しつつある米のマイクロソフトやアマゾン、オラクル、グーグルといった有名企業が、かなり魅力的な給与を提示してインドの大学新卒者を積極的に採用し始めている」同大学就職課職員は話す。