今月は南半球の広い地域で13日に皆既日食が、28日に南北アメリカ大陸およびオーストラリア周辺地域で皆既月食が観測できるなど、世界ほぼ全域においてわずか2週間の間に2回もの珍しい天体ショーを観測できるが、どうやらインドは仲間外れにされてしまったようだ。
うち皆既日食の13日はエジプト暦に基づくシーア派イスラム教徒たちの元日にあたり、インドにおいては最大の年中行事、ディワリ(Diwali)のど真ん中にあたる。
13日の皆既日食は、オーストラリア北部、オーストラレーシア、ポリネシア、太平洋南部、南極の一部、南米大陸の南側で、およそ3.1時間ほど観測できる。
観察はできずとも、日食や月食を宗教的意味や精神性と結びつける風潮のあるインドでは、格別のイベントとなる「日食のディワリ」となるのは17年ぶりとなる。
28日の皆既月食は、アラスカ、ハワイ、オーストラリア、東アジアの一部、カナダ、米国西部で観測が可能だ。