インド人にとって「信頼できるブランド」のトップは、韓国の家電大手サムスン(Samsung)であることが、ある調査会社による調査によって明らかになった。
調査はブランドの信頼度を測る調査機関「信頼度調査委員会(Trust Research Advisory:TRA)」が5年連続で実施している「ブランド信頼度報告書(Brand Trust Report)」で、カテゴリーを分けないざっくりとした「ブランド信頼度」について、消費者からの回答を集めているようだ。
調査結果によると、最も信頼できるブランドはサムスン、続いて2位はソニー、3位はインドの巨大複合企業タタ(Tata)、4位は韓国の家電大手LG、5位はフィンランドのテレコム機器メーカー、ノキア(Nokia)の順となっている。
このほか、6位が米コンピューター・メーカーのヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)、7位がインドの自動二輪車ヒーロー、8位は日本のホンダ、9位はインド複合大手リライアンス(Reliance)、10位はインド自動車メーカーのマヒンドラ・マヒンドラ(Mahindra & Mahindra)となっているほか、上位100社までをリストに上げている。
調査を実施したTRAによると、今年リスト入りした100社のうち、11社は複合企業、10社は消費家電メーカー、9社はバス・トイレタリーや美容関係の企業などとなっている。