ジャイプル近郊にあるアジア最大の塩湖、サンバール・レイク(Sambhar Lake)。
ここでは英領時代の昔から変わらぬ塩の精製プロセスを見学することができ、いま格好のエコ・ツアー先として注目されている。
7月2日付ナブバーラト紙が報じた。
塩湖はフラミンゴの越冬地としても知られており、湖畔を通過する列車の車窓から見えるピンク色の景色は圧巻、ボリウッド映画のロケ地としてもたびたび登場しているほどだ。
ちなみにこの列車も英領時代に導入され、インドに現在まで唯一残るナローゲージだ。
この塩湖を観光地としてプロモーションしようというアイデアは重工業・公共事業省のヴィラスラオ・デシュムク大臣の発案で、協賛する国営製塩会社、ヒンドゥスタン・ソルト(Hindustan Salts Ltd)のバルドワージ会長によれば「(気候が最適となる)今年10月あたりから、試験的な観光事業を始めたい」という。
同社は製塩課程を見学しやすくするための設備投資も行う予定だ。
さらにサンバール湖の恵みである天日塩も、ミネラルやベータカロチンたっぷりのアルカリ塩であることから、「アフリカへ飛び続けるフラミンゴたちのスタミナ源」などと銘打ってかどうかブランド化し、売り込みをかける。
このため7,000万ルピーを投資して工場設備も大幅に近代化、現在年間4,000~5,000メガトン(400億~500億トン)である生産量を、今年10月までに年間10万メガトン(1兆トン)まで拡大することを目指す。