長引く不況に喘ぐロシアや東欧諸国を中心に、インスタントコーヒー用に加工する原料として安価なインド産のコーヒー豆に世界中から空前の需要が集まっている。
1月2日付けTNN通信が報じた。
コーヒー輸出業者協会(Coffee Exporters Association)によると、インドのインスタントコーヒー輸出額は過去3年間で2倍に届く勢いで伸びており、主な輸出先はロシアを筆頭に、東欧諸国、東南アジアや米国となっている。
輸出業者としてはCCLプロダクツ(CCL Products (India) Ltd)やタタ・コーヒー(Tata Coffee Ltd)などが目立ち、2011年は前年比63%成長し10万トンにわずかに及ばない規模となり、輸出額は485.9億ルピーと過去最高を記録した。
インドにおけるコーヒー輸出のもうひとつの特徴は、原料のコーヒー豆をベトナムや東アフリカ諸国から輸入したのちにインスタントコーヒーに加工後、再輸出する点にあり、2011年の再輸出高は前年比18%増の5万3440トンとなった。