ヒマラヤ山脈の険しい山々に阻まれ、州都であるにも関わらず陸路がほとんど未整備の「陸の孤島」だったジャンムー・カシミール州スリナガルに至る、インド最長のトンネル建設が計画されている。
4月3日付The Hindu紙が報じた。
インド国立高速道路局(National Highways Authority of India:NHAI)によれば、スリナガルをインド本土から阻む巨大なピル・パンジャル(Pir Panjal)山系を貫く、最先端技術を導入した全長90キロあまりのトンネルが2本掘削され、鉄道も整備することを計画している。
現在、同州の南端にあるジャンムーから州都スリナガルまで陸路で至るには、時に落石などによる命の危険にすらさらされる山沿いの悪路を延々と10時間行かなければならない。
トンネルが完成するとこれが5時間に短縮され、また冬季の積雪による交通遮断も解決すると期待されている。
NHAIの試算によればトンネル工事は2016年までに完了する予定となっている。