有名なムンバイの弁当配達夫「ダッバーワッラー(dabbawala)」たちが、その乏しい月収を補うためにタクシー運転手稼業も検討しているようだ。
その背景には、マハーラシュトラ州政府がムンバイとその郊外において、14,000件分のタクシー免許を新たに発行することを計画していることと合わせて、近年の猛烈なインフレにより、平均8000~1万ルピーとされるダッバーワッラーの賃金では暮らしが立ちゆかなくなりつつあることがある。
ダッバーワッラーたちの運営をまとめるニュータン・ムンバイ弁当箱配達人協会(Nutan Mumbai Tiffin Box Suppliers Association:NMTBSA)が、このうち10~15%をダッバーワッラーたちに割り当てるよう求めていることを、同スポークスパーソンが伝えている。
「過去120年に渡り、ストライキも抗議もせず、黙々とムンバイの通勤者たちの昼食を支えてきたが、そろそろ何らかの形で収入を向上させる手段を検討すべき時に来た」同スポークスパーソン。
一部のダッバーワッラーはすでに、生活のために夜間にタクシー運転手稼業を始めているという。