IT企業が集積する、マハーラシュトラ州プネのワカド(Wakad)地区では、1日平均2件もの路上強盗が発生する危険地帯となっている。
6月3日付ナブバーラト紙が報じた。
15万人のIT専門家が就業するヒンジャワディ(Hinjewadi)ITパークや、数万人の学生が日常的に集う大学やカレッジの周辺は、夜遅くまで仕事や学問に専念し、疲れ果てて帰宅する人々が高価なノートパソコンなどを担いで往来することから、泥棒や強盗の格好の仕事場となっている。
ワカド署によると同地区には度重なる強盗事件を受け要所に監視カメラを設置しているにも関わらず、被害件数が減らないといい、「高価な電子機器類を不必要に持ち歩かない、なるべく深夜まで残業しないなど、自己防衛対策も講じるように」と警告している。
強盗多発地域では毎晩、4台のパトカーを出動して巡回している。
「この数年間で、数社程度だったIT企業は100社を超え、各所に建設中の建物も多くある。こうした現場で作業員を使う建設会社の多くは、身分等をよく調べもせずに日雇いしていることも多く、一部が犯罪に流れていると見られる」同署職員は分析、ヒンジャワディ署では、IT企業各社に安全管理の方針を社員らに徹底するよう書簡で呼びかけ、企業側も応じて社員らへの意識付け徹底を試みている。