
インド宇宙研究機関(Indian Space Research Organization:ISRO)の拡張プランの一環として、次期会計年度中にインド国内だけで1,000ヶ所の自動気象観測ステーションを設置する計画となっていることを3日、ISRO電気工学系統研究所(ISRO-Laboratory for Electro-Optics Systems)のアレックス(Dr. T K Alex)所長が発表した。
また、静止衛星に先進型超高解像度放射計(Advanced Very High Resolution Radiometers:Advanced VHRR)を搭載し、それぞれ異なったスペクトルバンド幅における雲の画像からデータを分析し、気象観測に活かされる。
「自動気象観測ステーションはデータ収集のプラットフォームとして、気象データを衛星を通じてデリーにある気象庁(Indian Meteorological Department:IMD)に送信します。処理されたデータに基づき、警報などが早い段階で、気象衛星を通じて地方気象局に送信されるシステムとなっています」アレックス所長。
気象予測に使用される主な衛星は、INSAT-2E、KALPANA-1、INSAT-3Aの3基となる見込み。
現在オーストラリアの協力を得たワークショップを行い、検討が行われている。
来年早々にも、Advanced VHRRと大気測定器を搭載したINSAT-3Dの打ち上げを行い、大気の垂直断面気温データを取得し、分析を行う。
同時に国内の自動気象観測ステーションを通じて、気象予報やサイクロンの早期警報などに活かしていく。