「ボリウッドはインスピレーション」 ―― 19世紀の作曲家アドルフ・アダン原作の三幕オペラ「If I Were King」が、インド風にアレンジされゴアで上演されている。
1月3日付ナブバーラト紙が報じた。
「ダンスや衣装をボリウッドスタイルにした。また名門ニームラナ音楽学校(Neemrana Music Foundation)からインド伝統楽器奏者を3名と合唱隊に出演を依頼した。役者はカラフルなボリウッド流衣装に身を包み、バレエとボリウッドダンスをフュージョンした踊りを、ステージ上で生演奏するインド音楽に合わせ披露する。フランスの伝統オペラを完全にボリウッド風にアレンジし、イメージとしては近年の映画『Jodha-Akbar』や『Nayak』を目指している」オペラの製作者であり、役者でもあるジャン・フランソワ・ヴィンシゲラ(Jean Francois Vinciguerra)さんは説明する。
ヴィンシゲラさんは過去にも、ニームラナ音楽学校が主催したオペラに出演したことがあり、インドは初めてではない。
「インドでも人々は、ゆっくりとだがオペラに親しみ始めている」
ストーリーはポルトガルの侵略に抵抗する1510年のゴアから始まり、中世のインドを描いている点もユニークだ。
ムンバイ出身の女優で世界的に活躍する歌手オード・プリヤがソプラノを担当するほか、出演するのはパリのオーケストラ「Promethee Orchestra」団員35名を含む160名で、うちインド人、フランス人、スリランカ人の子供たち80名も合唱隊として加わる。
オペラはゴアのシリフォート(Siri Fort)で今月12日、14日、15日の3日間上演される。
ヴィンシゲラさんは1967年生まれで、パリの「National Superior Conservatory of Music」で、現フランス映画監督ミシェル・ルウ(Michel Roux)と共に学び、ロッシーニやジャック・オッフェンバックなどを原作とする数々の有名歌劇を指揮してきた。