NEW DELHI:
タタ・コミュニケーションズは4日、今後3カ年計画でワイヤレスブロードバンドまたはWiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)サービス事業に、5億ドルの資金を投じていくと発表した。
この事業に際し、米カリフォルニアのテルシマ(Telsima)社からWiMax用機器を購入する契約を結ぶ。
タタ社は2009年3月までに、WiMaxの個人顧客契約件数20万件を目標として設定している。
さらに今後、国内110都市に拠点を置く法人顧客、15主要都市の個人顧客をターゲットにしたワイヤレス高速インターネットサービスの展開を予定していると述べた。
同社は、インド国内で大規模に個人顧客向けのWiMaxプラットフォームでブロードバンドサービスを展開する、初の事業者となる。
当初は、デリー、ムンバイ、プネ、バンガロール、チェンナイ、ハイダラバード、コーチン、チャンディガル、コルカタでサービスの10都市で実施を行い、既にこれら都市の法人顧客5,000社あまりに向けたサービスを展開している。
インド国内におけるテレコムセクターは成長しているものの、ブロードバンド分野での成長はむしろ鈍化している。
インド情報通信監査局(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)調べによると、今年1月までのブロードバンドユーザーは、わずか350万人にも満たない。
WiMaxの導入が進めば、第三世代携帯電話(3G)よりも10倍から30倍のハイスピード通信が期待でき、3G通信事業者にとっての脅威となり得る。