08年11月の無差別テロで唯一生存した身柄を拘束された実行犯のアジマル・カサブ(Ajmal Kasab)に対し、6日にも判決が下ることが確定した。
5月4日付PTI通信が報じた。
検察側は死刑を求刑しているが、弁護側はカサブの22歳という年齢の若さを理由に寛大な措置を求めている。
タハリヤニ(M L Tahaliyani)特別判事は、無差別大量殺人罪と対国家宣戦布告罪の責任を負うカサブの量刑について、検察官(Ujjwal Nikam氏)と法廷弁護士(K P Pawar氏)との間での議論を受け、6日の判決を予告した。
検察側は、166名もの無実の人々の命を奪った史上稀に見るテロリストの凶行、特に72名を殺戮したカサブが「まだ殺し足りなかった」などと漏らしたことを引用し、「パキスタンで次々と製造されている殺人マシンの一部」と表現、「このような魔物、悪魔の遣いには死刑以外に考えられない。こんな人間を寛大に扱えば、インドは簡単に攻撃できる国だというメッセージをテロリストに与えることになる」と、厳しい判決を主張している。