
(Photo from Melton Weekly)

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近年、急速な勢いでインド人移民の数が増えているオーストラリアのビクトリア州では、インドならではのカラフルな祭りや年中行事のシーンを日常で目にすることができるようになったが、先日、オーストラリアの人気タレント発掘番組「Australia’s Got Talent」に、トレードマークであるターバンと黒々とした髭をたくわえた、6人の若くハンサムなシーク教徒が颯爽と出演した時には、スタジオの観客はもとより視聴者をあっと驚かせた。
同州のインド系スポーツクラブ「Singh Sabha Sports Club」に所属する6人は、そのノリのよさで知られるパンジャーブ州の収穫を祝う舞踊、バングラを踊り、2000名の観客を踊りの輪に引き込み、またテレビの前の視聴者を魅了した。
「ほんの数年前であれば、オーストラリアにおいてはバングラなど箸にも棒にもかからず、オーディションの選考に残ることなどほどんどなかっただろう。インド人移民の増加と、映画産業のグローバル化が急速に進み、現在はインド独自の文化は誰もが知る、視聴者が求める素材になっている」テレビ関係者は説明する。
昨年実施された国勢調査によると、同州に居住する29万5000人のインド系住民のうち47%は、在住歴4年未満の新移民であることが分かっており、前回調査が実施された2006年の2倍ほどの規模に膨らんでいる。
ほとんどの住民は州都のメルボルンに居住している。