マハーラシュトラ州ムンバイより500キロほど南下した、沿岸はコンカン地方のシンドゥダルグ(Sindhudurg)県クドピ(Kudopi)村近隣の森林で、推定で紀元前4000~7000年の新石器時代に造られたものとされる石の彫刻が、良好な保存状態で発見された。
女神や鳥、動物などをかたどったものが中心の60点あまりの彫刻は、昨年5月ごろから約2000平米の土地より集中的に出土している。
「同様の彫刻はインドの他の地域でも発見されているが、今回は赤土のラテライト台地で発見された最初のものである。同州アムラワティ(Amravati)などの遺跡で見られる象形文字とは異なり、岩面陰刻を特徴としている点からも、世界的に大きな注目を集める発見となった」調査にあたったインド岩絵協会(Rock Art Society of India:RASI)では説明する。
最も特筆すべき発見は高さ4.5メートルもの女神像で、かの時代に女性の地位がいかに高いものであったかを如実に実証するものであるという。
今回の発見は、幾たびもの森林調査と、地元の住民らの言い伝えなどを総合して実現したとRASI関係者は説明している。