インド国鉄はこのほど、ムンバイを代表する鉄道駅であるチャトラパティ・シヴァジ・ターミナス(通称CST)を大幅に改装するため、フランス国鉄(SNCF)子会社のアレップ(AREP)に工事を委託すると発表した。
昨年11月26日に発生したムンバイ同時多発テロの標的にもなった同駅は、19世紀に活躍したイギリス人建築士により設計され、1887年に完成したもの。
世界遺産にも登録された歴史的建造物として知られる。
建築を請け負うAREPには、現場調査を行う費用として1億ルピーの当初予算が計上されている。
同社によれば、地下パーキング、ショッピングゾーン、フードコートなど、旅行者の利便性向上を考慮に入れた大改造が行われる見通し。
現在インド国鉄は、官民提携事業として国内における主要26駅の近代化を進めており、同駅のほか、ニューデリー、ハウラー(コルカタ)、チェンナイ・セントラル、アムリトサル、アーメダバード、バンガロール、ボーパール(MP州)、プネ(マハーラシュトラ州)などが対象となっている。