文化の都コルカタで活動する新進バンド、「97 West」が、日常の音をも取り入れ、さながら「文化のるつぼ」を体現するような全く新しいタイプの音楽のプロデュースに取り組んでいる。
8月3日付ナブバーラト紙が報じた。
ベーシストのシャルトーク・チャクラボーティ(Sharthok Chakraborty)氏によれば、彼らは「モーフ(Morph、変形)」と呼ばれる、ひとつの文化からもうひとつの文化へとシームレスの変化するスタイルの音楽を追求する。
「特に、いつも聞き流されている『日常の音』を集めようと試みた」
シャルトーク氏は、有名ギタリストのアミート・ダッタ(Amyt Dutta)に師事していた。
5人のバンドメンバーは、いずれもオーネット・コールマン(Ornette Coleman)、ジョン・ケイジ(John Cage)、ジョン・ゾーン(John Zorn)といった、60年代から現代までの偉大なアーティストに影響を受けてきたという。
そうした背景をもとに、彼らは作品の中で常識やジャンルを超越した、文化と音楽の空間旅行へと誘うことを試みている。
例えば全員がメロディ奏者であり、パーカッショニストを置いていない点も奇妙だ。
「旋律楽器でパーカッション的な音を出したいんだ」バンドメンバーで「ジ・アコースティック・モンク」という異名を名乗るカウスタブ(Kaustav)は説明する。
バンドメンバーの中には、グラミー賞を受賞したインドのクラシカル・スライドギタリストである、(パンディット=楽聖)デバシーシ・バッタチャリー(Pandit Debashish Bhattachary)に学んだ経験を持つ者もおり、実力派集団といえる。
シンガーのスチャル(Suchal)は、「音楽を通じて、単に東洋と西洋の融合ではなく、世界中のあらゆる文化を融合していきたい」と意気込んでいる。
Twitterアカウント http://twitter.com/97_West
Facebookアカウント http://www.facebook.com/97West.Kolkata