バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は1日、ケネディ舞台芸術センター(John F. Kennedy Centre for the Performing Arts)の評議委員10名のひとりに、インド系アメリカ人であり、米国内で複数のIT企業を創業した実績を持つロメーシュ・ワドワニ(Romesh Wadhwani)氏を任命した。
大統領は今回の選出に寄せて「彼ら・彼女らの豊富な経験と才能に信頼を託している」とコメントしている。
オバマ政権は過去最多数のインド系アメリカ人を、政府の重要ポストに起用していることで知られている。
同センターは1971年に、ケネディ大統領を記念する総合芸術文化施設として設立され、年間2000回もの公演や展覧会を開催、延べ200万人の来場者を集めている。
ホワイトハウスの公式声明によると、ワドワニ氏はインド工科大学ムンバイ校(Indian Institute of Technology in Mumbai)を卒業後、カーネギー・メロン大学(Carnegie-Mellon University)で修士および博士課程を履修、これまで複数のIT企業を立ち上げて軌道に乗せてきた。
現在はシンフォニー・テクノロジー・グループの創業者であり、会長兼CEOを務めている。
国際問題研究センター(Centre for Strategic and International Studies)で評議委員を務め、またワドワニ基金(Wadhwani Foundation)を設立して企業家育成に取り組むワドワニ氏は、ケネディー・センターの運営に近年、積極的に関わっており、特にインド関連で最大のイベント、マキシマム・インディア・フェスティバル(Maximum India Festival)などを仕切った。