アッサム州を流れるブラフマプートラ川をボートで下る「アッサムクルーズ」が、先月25日に東京ビッグサイトで開催された「世界旅行博2009」で表彰が行われた「第16回ツアーオブザイヤー(Tour of the Year 2009)」でグランプリを受賞していたことが分かった。
10月6日付ナブバーラト紙が報じた。
地元コーディネートを担当している民間旅行会社アッサム・ベンガル・ナビゲーション(Assam Bengal Navigation)で役員を務めるアシーシ・プーカン(Ashish Phookan)氏は受賞に喜び、「日本人観光客に特化した旅行プラン。12室の空調付き客室をそれぞれ備えた2隻の豪華ボートを確保している」と説明した。
同社は2003年以来、ブラフマプートラ川でリバークルーズを始め、2005年からは西ベンガル州のフーブリ川でも展開している。
うちブラフマプートラ川でのクルージングは10月から4月まで限定。
幾多の国立公園を貫きブータンとの国境付近まで続く、距離にして20〜30キロを、途中マナス国立公園やカジランガ国立公園などで停泊し、ゆっくり下りながら、ガンジスイルカなどの野生動物を観察できることが最大の魅力のひとつだ。
同社は2006年に、「長距離リバークルージングを開拓し、国内で最も画期的なツアー商品を企画・運営している」として、国内のツーリズムアワード(National Tourism Award)を受賞している。
「ツアーオブザイヤー」詳細のリンク:http://tabi.com/toy/toy_2009.html