国際敬老デー(International Senior Citizens Day)にあたった1日、パンジャーブ州ルディアナでは、州内最高齢である109歳のファキール・チャンド(Fakir Chand)さんを中心に、高齢者を集めた催し物が開催された。
10月2日付ナブバーラト紙が報じた。
1901年にパティアラ地方ララウチ(Lalauchi)村で生まれたファキールさんは現在、6人の息子家族との大所帯で暮らす。
「最近の若い者は自己中心で計算高くなり、親を顧みなくなった。だが私の息子たちは義務を果たしてくれ、幸運だと思う」チャンドさん。
長寿の秘訣はギー(精製バター)やミルクをよく摂り、健康に気遣うことだという。
家族は代々農業を引き継いでいる。
「三度の食事の調理はLPガスの火では大家族の分をとてもまかなえないため、チュッラーというかまどを今でも使っている」チャンドさんは言う。
一方、子供たちから距離を置かれている高齢者はインドでも増加しており、その日会場に集まった高齢者の中でも、老人ホームに住んでいるという人は少なくなかった。