ボリウッドのスーパースター、アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)も株式を保有していることで知られる、ローカル・サービスをオンラインや電話で調べられるイエローブックとして知名度を上げている「ジャスト・ダイヤル(Just Dial)」の株価が、昨年6月のボンベイ証券取引所(BSE)への上場からわずか7カ月以内に2倍以上急騰していたことが分かった。
インドの株式市場全体は低迷を続け、苦戦を強いられているものの、ジャスト・ダイヤルに関して株式市場に参入して以来、同社の株価は611.45ルピーから1月3日現在1,603.5ルピーにまで急上昇している。
これに伴い、バッチャン氏が同社に投じてきた株式資産も、当初の3830万ルピーから、現在は1億ルピーを超えるほどの価値になった。
ちなみにバッチャン氏は、2010年12月から、ジャスト・ダイヤルのブランド大使として任命されている。
ジャスト・ダイヤルは1996年に設立、95億ルピーの新規株式公開は2013年最大の発行株式として話題となった。
同期間のBSEベンチマーク「Sensex」の平均成長率は7%であった一方、同社の株価は161%の上昇を遂げている。