昨年、16歳11カ月でインド史上最年少のエベレスト登頂に成功した17歳のアルジュン・ワジパイ(Arjun Vajpai)くんが、今度は6大陸それぞれで最も高い山の制覇と、世界に他に13座ある8000メートル級の山全ての登頂、そしてふたつの極地への到達を目標に掲げている。
4月6日付ナブバーラト紙が報じた。
現在、ネパールにある高さ世界第4(8516メートル)のローツェ(Mt. Lhotse)に向かっているアルジュンくんの目標は、イタリア人登山家・冒険家のラインホルト・メスナー(Reinhold Messner)だという。
ローツェへの登頂に成功したのはこれまで21名に留まっている(うち4人は下山中に死亡)が、アルジュンくんにとっては「(ヒマラヤでそれぞれ2番目、3番目に高い)K2やカンチェンジュンガなど、より険しいコースに備えた足慣らし」(母親談)のようだ。
特にエベレスト登頂に成功した昨年から、それ以前は両親に大きな負担になっていた冒険資金の調達が容易になった。
大きなところではアディティヤ・ビルラ・グループ(Aditya Birla Group)や石油・ガス採掘企業シウ・ワニ(Shiv Vani)が出資しているほか、アルジュンくんの在籍するライアン・インターナショナル・スクール(Ryan International School)も支援している。
さらに昨年の成功体験をアヌ・クマール(Anu Kumar)氏との共著で「On Top of The World」と題して出版し、その印税収入も冒険費用に貢献している。
「当初は南極を目指していたが、700万ルピーもかかるので現状では資金がとても足りなかった。11月頃には十分な蓄えができるかもしれない」母親は語る。