マハーラシュトラ州のプネ大学で82歳の学生が博士課程を修了したことが話題となっている。
7月5日付ナブバーラト紙が報じた。
今回、博士号を修得したのはモレシュワル・アビャンカル(Moreshwar Abhyankar)さん。
現役時代は労働省職員として、政府が展開する労働者訓練政策のプネ地域担当責任者を務めていたアビャンカルさんは、自身の50年以上に渡る実務経験を活かし博士号の論文テーマを「訓練や研修が労働者に与える影響」と定め、9年に渡りバーラット・フォージ(Bharat Forge Ltd.)、タタ・モータース(Tata Motors Ltd.)、カミンズ・インディア(Cummins India Ltd.)などの大企業を訪問するなどして調査に当たった。
担当教授によればアビャンカルさんは高齢による持病のほか、2006年に事故に遭ったことを原因とする体調不良に悩まされることも多かったというが、「それでも調査は全て自らの足で赴き実施していた」と話す。
「最近の労働者は高い教育を受けている人が多く、向上心も高いため、研修を実施する効果は高い」アビャンカルさん。
アビャンカルさんはまた、芸術や経営、ジャーナリズムなどの分野で学士号や修士号を修得している。
アビャンカルさんの背中は若い学生らはもちろん、教授たちにも大きな支えとなったようだ。