人口の増え続けるインド国内でも、とりわけ最も出生率の高いメガラヤ州では、産婦人科医が過労により悲鳴を上げている。
2月7日付ナブバーラト紙が報じた。
インド経営大学シロング校(IIM Shillong)の研究チームが最近行った調査によると、産婦人科医の就労環境は苛酷を極めており、安全な出産を全ての女性のために保証するには状況の改善が急務であると指摘している。
人口調査によれば1971年のメガラヤ州の人口は100万人前後であったのに対し、2011年には300万人あまりと、40年で3倍に増え、うち6歳以下が56万人を占めている。
IIMシロングでは医師に対して定期的に「持続的な健康管理経営システム(Sustainable Healthcare Management System)」と題した30日間程度の研修を実施し、医療現場において医師が直面する様々な局面における問題解決方法を教授している。