インド北部ハルヤナ州で、最も識字率の低いメーワト(Mewat)村が、最も人口に対する女性の比率が高いことが分かり、「識字率と女性比率との相関性」が論点となっている。
4月7日付ナブバーラト紙が報じた。
メーワト村では、男性対女性の比率は1000:906と、州の平均877を上回り最高となった。
一方の識字率は極めて低く56.14%に留まり、これはデリーのベッドタウンとして発展を続け、州内で最高の識字率となっているグルガオンの84.44%と比較すると格段の差だ。
さらに同村の女性の識字率のみを見ると37.58%となっており、深刻である。
ちなみにハルヤナ州全体の識字率は、2001年調査時の67.91%から76.64%に向上、うち男性の識字率は同78.49%から85.38%、女性は同55.73%から66.77%に推移している。
興味深いことに、ハルヤナ州内で最も後進的であるとされるもう2つの村、ファテハバード(Fatehabad)とレワリ(Rewari)でも、男性1000人あたりの女性の人数はそれぞれ903人、898人と高い水準となっているのに対し、工業化が進むグルガオンやソネパット(Sonepat)では、それぞれ861人と853人と、比較的低くなっている。
ハルヤナ州全体で見ると、2001年の国勢調査時の男女比1000:861に対して2011年は1000対878と若干向上している。
ただしこの男女比も、インド全体の1000:940と比較すると非常に低い。
ブーピンダー・シン(Bhupinder Singh Hooda)州首相はこの調査結果を受け、同州の偏った男女比に強い懸念の意を表明し、「NGO団体などが入りこの問題に対する認識を高めていくべきだ」と述べた。
ハルヤナ州のほか、チャンディガル州、デリー連邦直轄領、パンジャーブ州でも、それぞれ男女比1000:818、同866、893と低めの水準が指摘されている。
現在の人口は2535万3081人と、10年前の調査時より420万8517人増加した。