香り高いインドカレーが、8月8日に開幕する北京オリンピックの公式メニューに加えられる。
この栄光を授かったのは、中国で最も有名なインド料理フランチャイズで、国内のウォルマートなどへオリジナルカレーペーストやスパイスなどを卸している「インディアン・キッチン(Indian Kitchen)」。
「オリンピック選手村へのケータリング業者として正式に任命を受けた」と喜びを語るのは経営者のムヌスワミー(Munuswamy Gnanavelu)さん。
「我が社が使用する食材や製品は全てハラル(イスラム教の戒律に従って処理された食材)をクリアしたもので、中東や西アジア、東南アジア、もちろんインドなどからの代表団にも安心して召し上がって頂ける」と説明している。
1991年、身一つでマカオに渡ったムヌスワミーさんが始めたインディアン・キッチンは、いまは中国南部や東部26ヶ所でチェーン展開するまでに成長し、インドの歴史や文化、伝統、食習慣などについて研修を受けた中国人女性ホールスタッフがサルワール・カミーズ姿で給仕するのも人気のひとつとなっている。
今年末には韓国で10店舗、台湾にも1店舗進出するなど、東アジアでの拡大を目指しているという。