先月27日、国内最高額の値がついたムンバイのマンションが売れた。
2月8日付ナブバーラト紙が報じた。
このマンションは不動産価格が高いムンバイの中でも特に高級住宅街となっているカフェ・パレード(Cuffe Parade)に建ち、240平米の物件が2億9000万ルピーで売れた。
実際には2010年に、同じくムンバイのウォルリ(Worli)地区のマンション、面積にしておよそ334平米がさらに高値の3億7250万ルピーで売れているが、平米あたりの価格がこちらが111.5万ルピーであったのに対し、今回売れた物件は121万ルピーと過去最高を記録した。
しかも購入したのがインドの大手ソフトウェア会社パトニ・コンピューターズ(Patni Computers)の創業者の一人、アショーク・パトニ(Ashok Patni)氏であり、かつこの創業者を含む3兄弟(ナレンドラ、アショーク、ガジェンドラ)がこれで同じマンション内に揃って物件を購入したということも話題をさらった。
パトニ社は昨年、米のアイゲート(iGate)社が過半数の株式を買収しており、うち創業者兄弟3名は保有していた株式45.6%を同社に売却している。
伸び悩んでいたムンバイの不動産価格に再び火が点いたのかという声に対して、専門家は「個別の取引だけを見て判断することはできない」とたしなめている。