
製造業やIT産業が集積し、中堅都市として年々拡大を続けているプネでは目下、公共の交通機関が不足していることから、他のインドの都市と同様、移動はオートリクシャーに頼らざるを得ない状況となっている。
しかし特に夜間などは乗車拒否が著しく、またチンピラ同然のドライバーも横行していることから、お年寄りや働く女性が安心して利用できる足とは言い難い。
ところが最近になって、プネでは白い車体に緑と青の葉がモチーフに描かれたワゴンRを、あちこちでよく見かけるようになった。
プネの交通市場における、前述のスキ間を埋めるべく昨年、旅行会社を母体にレンタカー提供も行っているウィングス・トラベル・マート(Wings Travel Mart)が立ち上げたタクシーサービス、「ウィングス(Wings)」の車両だ。
「プネ市内ならどこからでも、電話1本でタクシーが迎えに行けるだけの車両数を確保している」サービスを立ち上げたアルン・カーラト氏は説明する。
各車両にはGPRSを設置しており、24時間管制室で常時車両を追跡、顧客の配車依頼には即時に対応することが可能だ。
さらに同車両にはLPGガスエンジンを装備、排ガスを最小限に抑えるなど、環境にも配慮している。
料金は1キロ16ルピーと、ムンバイで見かける黄色と黒のアンバサダー車両タクシー15ルピーと、ほとんど変わらず、クレジットカードでの支払いもOKだ。
タクシーは(020)40100100へダイヤルすれば手配できる。