ナグプール大学で、先天性視覚障害で全盲の男性が、同じく全盲でありながら法学部の学部長を務める教授に導かれ、法律学で博士号を見事、獲得した。
6月6日付ナブバーラト紙が報じた。
同大学の第97回卒業式で万雷の拍手に祝福されたのはサンジャイ・ジェイン(Sanjay Jain)さん、そして指導を担当したのはシリシュ・デシュパンデ(Shirish Deshpande)教授で、いずれも全盲だ。
指導者と学生が共に全盲で、博士号の獲得を達成したケースは恐らく国内で初めてだという。
ジェインさんは盲学校を卒業後、北インドのデーラードゥンにある視覚障害者向け国立大学で学士号を取得、以降はいわゆる「普通大学」でさらなる学問に身を投じてきた。
「点字本のない資料の読み上げなど、先生方や友人たちによる支援のおかげで達成できた」女性の権利を主に研究しているジェインさんは感極まる。
ジェインさんはプネ市内の法科大学(ILS Law College)で教鞭を執り、大学で出会った健常者の妻と息子の3人暮らしだという。