インドで「スターバックス・コーヒー」チェーンを展開するタタ・スターバックス(TATA Starbucks)のCEO、アヴァニ・ダウダ氏(Avani Davda、34)が、フォーチュン誌系のフード業界誌「Food & Wine」が選ぶ「最も画期的なアイデアを持つ25人の女性」に、インド人として唯一、リスと入りした。
ダウダ氏は、米の大手コーヒーチェーンと、インドのタタ・グローバル・ビバレッジ(Tata Global Beverages)との合併を主導し、元来「紅茶の国」であったインドにおけるコーヒー消費の成長にいち早く注目、進出を画策してきたスターバックスの招致に成功した。
現在、スターバックス・コーヒーはインド国内において、ムンバイ、デリー、プネ、バンガロール、そしてチェンナイに52店舗を構えている。
リストにはこのほか、飢餓問題に取り組む世界最大の人道組織であるアーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長や、ケニアで、そのほとんどを女性が占める3万あまりの小規模農家を支援するための資金集めに尽力する、ルーラル・アウトリーチ・アフリカの設立者、ルース・オニアンゴ(Ruth Oniang’o)氏などが含まれている。