1983年に初めての常設基地を開設してから28年を経て、インドは来年3月までに現在建設中の「バルティ(Bharti)」と名づけられた第三次南極観測基地を操業開始できるよう準備を進めている。
11月8日付ナブバーラト紙が報じた。
インド国立南極および海洋研究センター(National Centre for Antarctic and Ocean Research: NCAOR)のラシク・ラヴィンドラ(Rasik Ravindra)所長によれば、新しい基地は1989年に開設された第二次基地「マイトリ(Maitri)」から3000キロほど離れた立地に猛スピードで建設が進められているという。
「これからの夏季の間に建設作業を終了させたいので、インドの派遣隊が10月26日にアフリカのケープ岬を発ち南極へ向かっている」ラヴィンドラ所長。
新たな基地は地質調査や構造地質学の先端研究拠点として利用されることになる。
「バルティ」には夏季は25名、冬季でも15名の研究員が滞在でき、耐久年数は25年ほどを想定している。
いっぽうでNCAORが実施した包括的環境評価(comprehensive environmental evaluation)によると、南極では大型基地の建設が相次ぎ環境への影響が懸念されている。