インド北東州については近年、インドの他州と比較した経済発展の遅れによる近代化を急いでいるが、その犠牲になっているのは森林だ。
過去2年間で、マニプール州は森林破壊面積の大きさでインドでワースト1となり、ナガランド州がそれに続いた。
2月8日付Hueiyen News Serviceが報じた。
連邦環境・森林省(Union Environment and Forest Ministry)が発表した2011年版の森林報告書(Forest Report)によると、マニプールはこの2年間で1万9000ヘクタールの森林を、ナガランドは1万4600ヘクタール、アッサム州は1900ヘクタールを、それぞれ失っていることが分かった。
いっぽうでシッキム州における森林の破壊は何とか食い止められている。
北東4州で失われた森林の面積は合計すると5万4900万ヘクタールにも及ぶ。
報告書によれば現在の北東州における森林の面積は1732万1900ヘクタールだ。
ただし、熱帯性の乾燥気候が国土の大部分を占めるインドにおける森林の割合はわずか21.05%で、そのほとんどは地域の66.07%を森林で覆われた北東州に集中している。
なかでもマニプールは、州面積223万2700ヘクタールのうち174万1800ヘクタールを森林が覆っており、これは全体の78.01%を占めている。
このように、インドの貴重な森林資源が豊富に眠る北東州による急激な森林の減少は、衛星写真のデータを解析することにより明らかとなっている。