インド空軍所属軍人14名、および一般登山者17名からなる31名のインド発の登山隊が、今シーズン初のエベレスト登頂をまもなく遂げようとしている。
5月9日付ナブバーラト紙が報じた。
参加者の中には、インドで初めて夫婦での登頂を目指すカップルや、イタリア人、カナダ人、フランス人、スウェーデン人、オーストラリア人も混じっている。
また女性の登山者が大多数を占めていることも特徴だ。
登山者の大部分は30代〜40代で、乳がんを克服した女性が世界中の難病患者のための基金を募ったり、過去には頻繁な飢饉により困窮していたオリッサ州小村から参加した女性が参加するなど、それぞれのテーマで難関に挑んでいる。
登頂を遂げると、エベレスト山頂にはインド国旗が掲げられることになっている。