ムンバイ・プネ間を3時間弱で結ぶ急行デッカン・クイーン(Deccan Queen)が1日、80周年を迎え、利用者らの列席のもとで記念式典が行われた。
7日付ナブバーラト紙が報じた。
デッカン・クイーンはインド最古の列車のひとつで1930年6月1日より運行を開始、今年で満80歳となる。
デッカン・クイーンは英領時代、プネへ競馬観戦に出掛ける英国人たちを主な利用者として運んだ。
現在はもっぱら、プネからムンバイへの通勤客が利用の大半を占めており、毎朝7時15分にプネを出発しムンバイに10時30分に到着、夕方は午後5時10分にムンバイを出発し8時25分にプネに到着、この運行時間の正確さはインドでも群を抜いており、ほとんど狂うことはないという。
なお192キロを結ぶこの列車、運行当初より蒸気ではなく先端技術だった電力とディーゼルで駆動した点も注目を集めた。
主任運転士のアショーク・クマール・ゴーシュ氏にとって、インド鉄道で唯一ISO 9000認証を取得しているデッカン・クイーンを運転することは大いなる誇りだ。
「インド鉄道では優先列車とみなされているので、信号待ちはほとんどなくてスイスイさ。デッカン・クイーンと一緒に働けて最高に幸せだよ」
短距離列車ながら、食堂車まで連結された16両(エンジン含む)の大型列車だ。