ジャンムー・カシミール州の州都シュリナガルで、7日から2日間に渡るマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相の訪問中、携帯電話が通信不能になっていたことが分かった。
8日付ナブバーラト紙が報じた。
具体的にはシュリナガルに入域した人が携帯から電話をかけようとすると、「現在、サービスを一時停止しています」といった自動メッセージが再生されて繋がらなかったという。
セキュリティ上の都合で何らかの制限がかけられているという噂が広まっている。
いっぽうで州政府高官は、政府機関からの圧力はなく、混線による通信障害だったと主張している。
通信事業者もコメントを控えているが、政府系事業者であるBSNLは「混線の事実はなかった。原因は不明だ」と回答している。
「まるで鉄のカーテンが引かれたように、誰の携帯電話にも全くつながらない状態だった。固定電話からも掛けてみたが同様。想像を絶する事態だったよ」市内の大学で講師を務める男性は話す。
しかし最も大きな「被害」に遭ったのは、首相の動向を本部に逐次報告できなくなってしまったジャーナリストかもしれない。
シュリナガルでは過去、携帯電話爆弾による分離主義者のゲリラ攻撃事件が発生したことがあった。