ムンバイ・メトロが8日、大幅な遅延を乗り越えて安全性点検をクリアし、ウェルソワ・アンデーリー・ガートコパール間、いわゆるムンバイ東西を結ぶ路線で一般の利用に開放された。
1日の利用客はおよそ60万人を想定している。
これまで、ウェルソワとガートコパールとの間での通勤・通学時間は、交通渋滞などの影響を受けて90分ほどかかっていたが、メトロの運行によって、この経路が20分にも短縮される。
このメトロ線は12駅を結び、現行では4車両編成だが、今後の利用者増加を見込んで6車両編成まで増やすことを想定している。
運行間隔は3.5分毎、ピーク時で3分毎となっている。
これまで長らく、ムンバイ市民の生命線であり続けた「ムンバイ・ローカル」は、主に南北を結んできた。
運賃帯は22ルピーから33ルピーほどと見込まれている。