ロンドンで開催中のパラリンピックで4日、インドのギリシャ・ホサナガラ(Girisha Hosanagara)が男子高飛びで銀メダルを獲得した。
カルナータカ州出身の24歳のホサナガラは、左足に不自由があるが、8万人の観客が見守る中、決勝戦で1.74メートルのジャンプに成功、見事、インドにはじめてのメダルをもたらした。
金メダルはフィジーのイリエサ・デラナ(Iliesa Delana)が、銅メダルはポーランドのルーカス・マンクザルズ(Lukasz Mamczarz)が、それぞれ獲得した。
ちなみに決勝では金メダルのデラナもホサナガラと同じく1.74メートルのジャンプに成功しているが、助走がより少なかったことが勝利につながった。
ホサナガラはバンガロールを拠点に置くNGOの支援を受けて練習に励み、パラリンピックに先駆けて3週間、英バジルドンの訓練施設(Basildon Sporting Village)で、インド政府のスポンサーによる特訓合宿に入っていた。