
インドを代表する実業家、ラタン・タタ(Ratan N. Tata)が、「インドと世界の産業発展に大きな貢献をしてきた人物」であるとして、米国における科学技術系研究機関の権威、「全米技術アカデミー(National Academy of Engineering)」の会員に選ばれた。
現在タタ・グループの名誉会長を務めるラタン・タタ氏は、科学技術の発展のために貢献する人物として、この民間の独立した営利組織である全米技術アカデミーによって、今年も世界中から選出された11名の外国人会員の1人となった。
今年選出された69名の新会員のうち、タタ氏以外には8名のインド系アメリカ人が含まれている。
全会員数は2250名で、うち外国人会員はおよそ10%にあたる211名となっている。
米国においても理工系の人材不足が深刻になっており、全大学生のうち工学系の大学で学んでいるのはわずか4%にとどまっている。
そこで同協会では、インドをはじめドイツ、日本、中国、アラブ首長国連邦、そしてブラジルからも会員を迎え、国力としての科学技術力を補強していきたいと狙いを語っている。