先日開票が行われ、新たに選出されたマハーラシュトラ州議会議員288名のうち、184名が「クローラパティ(億万長者)」であるとしても何ら珍しくないことだ。
ところが一方で、ヴィジャイラオ・カドセ(Vijayrao Khadse)議員(53)の銀行口座の残高はわずか1,000ルピーである。
11月5日付ナブバーラト紙が報じた。
カドセ議員は「指定カースト選挙区」と定められているヤヴァトマル(Yavatmal)地方ウマルケード(Umarkhed)地区から選出された。
「この身体以外、私が所有するものは何もない。服も腕時計もペンさえも、全て友人から贈られたものだ」ムンバイのチャーチゲート駅前の屋台で立ち食いしながら、カドセ議員は話す。
中央選挙観察室(National Election Watch)などが最近になり発表した資料によれば、マハーラシュトラ州議会議員の平均資産が4,000万ルピーであるというから、先週まで携帯電話の使い方すら知らなかったというカドセ議員は「異端中の異端」だ。
「私は『路上の議員』。24時間市民のために尽くすつもりだ」と語るカドセ議員、選挙活動中も大物議員に支援を請うことなく、手弁当で地道に活動してきた。
議会の召集があった先週、ムンバイに到着するや否や、選挙区の担当大臣のもとに馳せ参じ、ヤヴァトマル地方で飲料用水が不足している深刻な問題について、早急な対策を求める陳情書を提出した。