インドのFBIにあたる中央捜査局(Central Bureau of Investigation:CBI)では、市民から広く捜査に対する協力を仰ぐため、世界最大のソーシャルネットワーキングサイト、フェースブック「Facebook」上にファンページを立ち上げた。
11月9日付ナブバーラト紙が報じた。
CBIの情報筋によると、まずはマディヤ・プラデーシュ州ボーパール(Bhopal)支局管轄の事件に関する情報から実験的に投稿しており、市民もといネチズンの反応を見ながら徐々に全国に拡大していく。
反応は上々であるという。
「捜査中の事件に関する情報を効率的に得るためにフェースブック開設を決めた。市民から寄せられた情報は注意深く照会にかけ、正当なものであると判断され次第然るべき部署に持ち込み詳細な調査を行っている」同情報筋。
例えば現在は、今年8月にボーパールで発生し、特殊犯罪局の管轄となっている未解決の殺人事件に関する情報提供の呼びかけが、フェースブック上に投稿されている。
この事件、有効な情報の提供者には50万ルピーの賞金が約束されている。
CBIのページ http://www.facebook.com/pages/Central-Bureau-of-Investigation/108546655832082